健康寿命って何?
50歳後半になると「なんだか筋肉が落ちてきてるなあ。貧弱なカラダだなあ」と自分の体を見て思うようになりました。
これは多くの中高年の方々が共感できる感覚かもしれませんね。
同時に、お腹もぽっこりとしてきて、見た目の変化に少し困惑していました。鏡に映った自分は、メタボおじさんそのものです。
しかし、本当に心配なのは、このまま筋肉が衰え続けると、70歳を過ぎたあたりで転倒して骨折するかもしれないということです。
それが原因で寝たきりになる可能性も否めません。「これは良くないな」と思い、焦る気持ちが高まりました。
「はじめに」で触れたように、コロナ太りへの危機感もあり、「筋肉を増やそう。貯筋しよう!」と決心しました。第一の目的は、ズバリ健康寿命を伸ばすことです。
よく耳にする「健康寿命」とは、一体何なのでしょうか?
簡単に言うと、誰かの介助なしに元気に日常生活を送れる年齢までの期間のことです。
内閣府ホームページによると「日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、令和元年時点で男性が72.68年、女性が75.38年」とのこと。
「ええっ! 還暦間近の私が、わずかあと13年ほどで健康寿命を迎えてしまうなんてイヤだ。そのあと10年も寝たきりで人のお世話になるなんてとんでもない」という驚きの事実でした。
そこで、目標を定めました。
「健康寿命を80歳、いや、なんなら90歳まで伸ばそう!そのためには貯筋が必要だ!」というわけです。
貯筋こそがが私の新しい挑戦であり、今後の健康を支える重要なステップだと心にきめました。
貯筋が大事な5つの理由
では、「貯筋」がなぜ健康寿命を伸ばすことにつながるのか?
具体的な理由を5つお話ししましょう。これは、日々の生活においても、長期的な健康においても、非常に重要なポイントです。
- 筋力と筋量をキープ&アップ
日常生活で必要な動作、例えば買い物袋を持つ、階段を上る、庭の手入れをするといったことが、筋肉がしっかりしているとずっと楽になります。
筋トレを続けることで、毎日が快適になり、活動的な老後を送ることが可能になるんです。 - 基礎代謝を上げる
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、普段の生活で消費するカロリー量が増えます。
これにより、太りにくくなるんですね。中年期以降、体重管理が難しくなるので、これは大きなメリットです。肥満や糖尿病のリスクも低減します。 - 骨をしっかりサポート
筋肉は骨を守る役割も担っており、筋トレによって骨密度が保たれ、骨折リスクが減少します。
転んだ時に手をつくなどの衝撃にも、強い骨が対応できるようになります。 - インスリン感受性向上
筋トレはインスリンの働きを良くし、血糖値のコントロールをサポートします。
これにより、2型糖尿病のリスクが減少し、食後の血糖値の上昇も緩やかになります。 - 心血管健康の向上
筋肉量と筋力を保つことは、心臓病のリスクを減らします。
血圧の安定や、コレステロール値の改善など、心臓に優しい体を作るのにも役立ちます。
これらが「貯筋」が健康寿命を伸ばすことになる、5つの理由です。特に50代から60代の方々にとって、筋肉が減少しやすいこの時期に、筋肉を増やし維持することは非常に重要です。
目指すのは「細マッチョ」
私にとって、貯筋で健康寿命を伸ばすことが真っ先にありますが、もう一つ「見た目を良くしたい」という目的もありました。
筋肉を増やすとは言っても、正直私は、なかやまきんに君やボディビルダーのようなマッチョにはなりたくないです。
筋肉を付けたいけど、ムキムキではなく、余分な体脂肪を減らし、すっきりとした「細マッチョ」の身体がいいな、と思いました。
なにより、見た目もスッキリ、若いときの体型にもどることで、気分が明るく前向きなります。
「おお!メタボ体型度脱した。脂肪を減らして、その分筋肉が増えた。メタボおじさんだって、細マッチョに変身できた! 俺だって、まだ、やればできるぞ!!!」てな気持ちになればしめたものです。
「細マッチョ」になって見た目をスッキリ。自分に自信を持つ。それが50代後半を迎えた私が目指す先の姿でした。
まとめ
健康寿命を90歳まで伸ばすために、筋肉量をできる限り増やすことを決意しました。90歳の細マッチョになります!
では、50代後半の私が筋肉量を増やすには、いったい何をしたらよいのか?
・筋トレをガンガンする
・肉を食べまくる
・プロテインを飲む
それから・・うーん、、。
確かにこれらは有効でしょう。
でも、もっと掘り下げて、根本的に取り組むべき事があるのではないか。
本やWebをいろいろリサーチして私がたどりついた答えは、
テストステロン(男性ホルモン)をブーストすること!!
でした。
次回は中高年男性が筋肉を増やすためになぜテストステロンに注目すべきかをお話します。
「1-2. テストステロンを増強すべし」でお会いしましょう!